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アマゾンジャラはアマゾン川流域で、ブラジル、南ベネズエラ、ペルー、ガイアナの主に降雨量が多い広大な熱帯雨林地域を産地とするアカテツ科の広葉樹で、別名「マサランドゥーバ」、「マニルカラ」などとも呼ばれています。
原木は直径1~1.5m前後、樹高は30~40mに及び、樹木は円形で全高の半ばまで枝がないので節のない材が取れます。
樹皮は厚く褐色、割れ目があり、うろこ状、内側の樹皮はピンク色です。
木目は緻密で仕上がり面はなめらかで、色は美しい赤褐色のため、家具用材にも使われています。
港湾、岸壁のデッキにも使われるほど強度と耐久性があり、水のかかるような条件の悪い場所でも15~20年はもつと言われています。
耐腐朽性も高く防腐剤などの薬剤処理も必要のない木材です。
オーストラリア産のジャラ材に色合いが似ている事から、近年、
日本でウッドデッキ材として流通しはじめ、世界各国でも高級家具やデッキ材などに使われおり、珍しいところでは、バイオリンの弓などにも使用されています。
ジャラ材(西オーストラリア州西南部温帯地方原産のユーカリの一種)の流通量の低下とともに、“赤い”ウッドデッキ材として人気が高騰中です。
色だけでなく、比重が1.1と高密度な木材で、耐久性も高く、シロアリやフナクイ虫などの虫害に対しても非常に強い対抗性を持っています。
施工後、数回の雨に降られるまで染みが目立つ可能性があります。
また、材の一部に黒いスジ状のヤニ目があり、雨水等によって樹液が染み出す可能性がありますが、数回の雨を経て、徐々に目立たなくなります。
別称 : マニルカラ、マサランデューバ、マサランドゥーバ、アマゾンチェリー、キニヤ
比重 : 1.1
分類 : アカテツ科
原産地 : ブラジル、南ベネズエラ
学名 : Manilkara spp., Manilkara bidentata, Manilkara huberi, Manilkara surinamensis
英語 : Macaranduba, Maparajuba, Paraju, Balata, Nispero, Bulletwood, Beefwood,
Balata Franc, Balata Rouge, Balata Gomme, Pamashto, Quinilla Colorada, Bolletrie,
Massarandu, Massaranduba, Amazon Jarrah